トイレの躾(その1) ~クレートトレーニングの効果

2007年11月17日

今日は、トイレの躾の話。クレートトレーニングの効果について、です

トイレの躾(その1) ~クレートトレーニングの効果

クレートトレーニングをしていると、トイレのしつけが簡単になります

犬は、自分の巣が汚れるのを極端に嫌うDNAがありますので、その性質を利用するのです

トイレの躾をやりたい、あるいは、トイレの躾をやり直したいと思ったら、

まずは、クレートトレーニングを開始すると良いです

まだ子犬の時だったら、大体4時間ごとに排泄をするので、

そろそろ排泄の時間だな~っと思うチョット前くらいに、クレートトレーニングをします

そして、20~30分は入れて啼いていない時に出してやると

大抵の場合、クレートから出て10分以内くらいに排泄をするようになります

(その時、トイレシーツが敷き詰められたケージに入れて
そこで排泄させてやると、必ずトイレシーツの上でする、ということを学習します)


排泄をしたら、2秒以内にいっぱい褒めてやります

我が家の場合、クレートから出た後に排泄したら、おやつもあげてました

それにより、遊びクレートトイレおやつ という見通しを持つようになり

おやつをめざして、トイレをするようになったほどです(^^)



今すでに成犬の場合、トイレのやり方は今までどおりにしておいて、

とにかくクレートトレーニングを開始します

成犬の場合、クレートに長くいられるようになった時が、トイレの躾のやり直しのポイントです

成犬は、排泄が一日1回か2回程度に身体が出来上がっていますから、

クレートトレーニングも、朝と夕方、散歩の前にするように変更します

(クレートトレーニング開始して慣れた頃にこの段階に入ります)

成犬が、長時間黙って入っていられるようになるまでは、トイレのしつけを抱き合わせず、クレートに慣れることだけを目的にします

1つの訓練で、いくつも目標を持つと、犬が混乱しますので気をつけましょう



クレートに長時間黙って入っていられるようになったら、

次に、クレートに入れる時間帯を、朝と夕方のトイレの時間前に固定します

この段階では、できれば、ご飯を食べさせて直後に、クレートに1時間ほど入れます

すると、大抵の場合、クレートから出て10分以内に排泄をするようになります

排泄をしてから、散歩に連れ出すようにするのです

(散歩中には別の訓練をするためにおやつを使うと良いので、

散歩から戻っておなかが空いているということはあまりありません)



こういうやり方を続けて、うちのシロは、散歩中には外では排泄をしなくなりました

外で排泄をしない訓練のためには、散歩中にいくつかのトレーニングも必要ですが

散歩中に排泄をしない躾をしていると、

社会の一員としての犬のマナーとして、非常に好ましいです

また、我が家の愛犬の場合、トイレの躾ができてからは、

車での長時間旅行も楽にできるようになりました


(我が家の場合、クロの方は、まだ外でも排泄しちゃいます!
クロのこのトレーニングは中途半端だったので、
やり直したいな~
ま、でも、ちゃんと糞を拾って、オシッコは水で流すようにするという
飼い主側のマナーを守ればオッケーなので、ヨシトスルカ)


face01face02face01face02

私は、実は、働いているので、
こういったトレーニングを、自宅にいる間の短時間にやります
掃除している時とか、メールしている時とか
テレビを見ている時とか
計画的な時間の使い方って、犬の躾だけじゃなく
家庭生活には必要なことです
家族の不意な動きに中断されたり計画変更を余儀なくされることもあるので
そんな時もイライラしないで
また今度!っと思うよう
気を長く持つことも大切だと思います





同じカテゴリー(家の中でのしつけ)の記事画像
トイレの躾(その3) ~食糞を止めさせる
トイレの躾(その2)
室内での躾(その2)~クレートトレーニング②
室内での躾(その1) ~クレートトレーニング
同じカテゴリー(家の中でのしつけ)の記事
 トイレの躾(その3) ~食糞を止めさせる (2007-11-19 17:26)
 トイレの躾(その2) (2007-11-18 08:00)
 室内での躾(その2)~クレートトレーニング② (2007-11-15 06:45)
 室内での躾(その1) ~クレートトレーニング (2007-11-14 08:13)

Posted by はなみずき at 07:37 | Comments(0) | 家の中でのしつけ
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。