2015年05月16日
池田屋@佐賀市赤松町
16日のお昼。
ちゃんぽん&ミニカレーセット・850円(税別)。
そんでもって、流れ的に必然なので池田屋へ。
昭和の良き時代の名店であった「中村食堂」の味を承継し、1990年の5月に開業したお店であるので、今月で四半世紀の歴史を刻む老舗である。
ちゃんぽんと言えば、長崎のものに代表される魚介系コンモリがメジャーだろうか。
否海鮮の佐賀ちゃんぽんは全国的にはマイナーなのだが、その佐賀ちゃんぽんの中でもマイナーなのが、和風出汁のちゃんぽんである。
昆布と数種の節類から採られる和風出汁は、豚骨や鶏ガラの出汁とは、全く趣の違う世界を垣間見せてくれる。
大将曰く、
「硬麺」オーダーがあるけど、生麺でなく茹で麺なので硬くしようがない(笑)いちいち説明するのもバツが悪いから、ノーマルのものを「はい、どうぞ」って出すんだけど・・・。
ということらしいので、その筋の方はご注意くださいw
再度大将曰く、
カレーセットをオーダーした時にカレーから口をつけて、和風出汁ちゃんぽんの繊細な味わいを感じられなくなるような食べ方をしたり。お客さんだから文句は言えないけど、作り手としてなんだか寂しくなるのは事実。
またぞろ、奇しくも神の舌をお持ちではないお方は肝に銘じていただきたいところである。
うーんとね、釣瓶落しの秋の夕日のような速さで完食してしまったよww
一気呵成に食べ続けなければならないという、理性が抗うことのできない常習性を持った、ある意味では危険な味である。
完食後の恍惚的な喪失感が滋味哀愁で和的でよいのだよね。
店舗北側の裏口からも入店化w
駐車場はその裏口前に2台分しかないのだが、店内で配布している「池田屋ステッカー」を車のフロントに置けば、近隣の漫画倉庫に駐車が可能である。
池田屋 店舗データ
■住所
佐賀市赤松町6-11
■電話
0952-22-7508
■営業時間
11:30~15:30
18:00~21:00
■店休日
毎週木曜日(祝日の場合は翌日に振り替え)
■駐車場
店舗裏口前2台。店内で配布している池田屋ステッカーを車のフロントに置けば、近隣の漫画倉庫に駐車可。
■UD
店舗入り口には20センチ×2段の段差あり。裏口には10センチの段差あり。店内はカウンター3席と4人がけテーブルが4個。店内床はフラットだが、スペース的に余裕がないので車椅子はサポートがないと苦しい。店内雰囲気は女性の一人客でもそれほど気後れなく食べれそう。
Posted by 今仁 at 16:50│Comments(0)
│ラ日報
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